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クリニックでの労務管理の重要性について【社労士が解説】

2023.11.22 お知らせコラム

クリニックで働くスタッフが納得し、安心して働くことができる環境を整えるために、労働条件の明示と総合的な人事・労務管理が不可欠です。医療機関としてのクリニックは、労務管理や人事管理において過去には弱い部分があったと言われてきました。今回は労務管理の重要なポイントについて社会保険労務士が解説していきます。

法定労働時間と時間外労働

労働基準法では、原則として1日の労働時間は8時間、週の総労働時間は40時間までと規定されています。これを超える労働時間は時間外労働となり、割増賃金の支払い対象となります。しかし、クリニックでサービス残業と呼ばれる、適正に報酬が支払われていないケースが存在します。スタッフが経営層に対し、不当な残業を強いられたと訴えることがあり、これが訴訟問題につながる可能性があるため、就業規則を守ることが極めて重要です。

 

1ヵ月変更・勤怠のクラウド化の誘導(時間短縮に繋がる)・助成金誘導(ジンカイキン、キャリアアップ、働き方)
有給消化(育休がだぶって休みが取れない)、住宅手当を近くに人へ
確定拠出+研修の誘導

労務管理の基本的な部分の理解

クリニックの事業主として、労務管理の基本的な部分を理解しておくことは重要です。また、スタッフからの相談を受け入れ、解決策を提供する場を設けておくことも大切です。一方で普段の業務で忙しい中、労務管理について一から学ぶことは非常に難しいことかと思います。そのような場合は、過去に人事労務に関わったことがある職員の採用や、労務管理について1時間程度で重要性を解説しているセミナーにご参加されることもおすすめです。また当事務所でもクリニックの方向けのセミナーや、ビジネスチャット(chatwork等)を用いて24時間労務相談を受け付けていますので、お困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。

労務管理の信頼性とモチベーションへの影響

クリニックの労務管理がスタッフのモチベーションやクリニックの信頼性に与える影響について、適切な労務管理を行うことは、スタッフの満足度を高め、クリニックの評判を向上させることに繋がります。スタッフが働きやすい環境であれば、診療の質も向上し、患者からの信頼を築くのに役立ちます。
働きやすい環境を整備することで採用時にも強みとして打ち出すことができ募集・採用人数も増やしていくことが可能です。

まとめ

クリニック経営における人事労務管理としては、スタッフとの協力を通じて最適な環境を整備することが成功の鍵と言えます。組織全体が協力し、適切な労務管理を実施することで、クリニックは安定的な運営を実現し、スタッフと患者の満足度を高めることができるでしょう。
白島社労士事務所では地元広島を中心にクリニックの方からのご相談を多くいただいています。自院だけで取り組んでいくことが難しい、何から始めれば良いかわからないということがございましたらお気軽にご相談ください。

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